銀河英雄伝説LIFE
小説『銀河英雄伝説』から得た学びを、不安定な時代を生きる上での自らの指針として綴ります。
(移動先: ...)
ホーム
▼
2022年5月4日水曜日
ルパート・ケッセルリンク「未来の原因としての現在をより大切にすべきでしょうな」(本伝第34話)
›
総司令官ヤン・ウェンリーの査問中に、留守となったイゼルローン要塞を狙われた自由惑星同盟。無事に撃退はできたものの、査問を持ち掛けてきたフェザーンに対して、当然不信感を募らせていました。 フェザーン駐在の自由惑星同盟高等弁務官ヘンスロー は、 自治領主の首席秘書官ルパート・ケッセル...
2022年3月13日日曜日
ナイトハルト・ミュラー「優れた敵には相応の敬意を払おうじゃないか」(本伝第33話)
›
帝国軍によるイゼルローン要塞攻略戦は、潮目が変わりつつありました。当初は攻め側の帝国軍の攻勢が激しく一方的な展開でしたが、メルカッツ提督の活躍もあり、次第に守り側の同盟軍も組織的に抵抗できるところまで持ち直していました。 ハイネセンを急ぎ出発したヤン・ウェンリーと増援部隊がイゼル...
2022年3月6日日曜日
カール・グスタフ・ケンプ「ただわが軍有利とだけ伝えろ」(本伝第33話)
›
メルカッツ客員提督(帝国から亡命してきたため、このように呼ばれています)の活躍 により難を逃れたイゼルローン要塞の自由惑星同盟軍。 純粋にミュラー艦隊の要塞内部への侵入を阻止しただけでなく、人材面での(予期せぬ)補強がなされたことがとても重要 だったと思います。 というのも、当時...
2022年2月11日金曜日
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ「適度に道を開けて逃がしてやるのだ」(本伝第33話)
›
キャゼルヌの指揮の下、 苦戦を続ける自由惑星同盟軍 。頼みの総司令官ヤン・ウェンリーの帰還は早くても四週間後と絶望的な状況の中、銀河帝国軍は更に攻勢をかけてきました。移動可能なガイエスブルク要塞の特性を生かした戦術により、 副将ミュラー提督の艦隊がイゼルローン要塞の背後に周り、つ...
2022年1月23日日曜日
ヤン・ウェンリー「全人類社会が単一国家である必要はないさ」(本伝第33話)
›
銀河帝国軍の襲来により政治家たちの査問会から解放され、 ヤン・ウェンリーは5000隻ほどの援軍とともに、イゼルローン要塞への帰途 についていました。要塞にたどり着くまでの期間は約4週間。その道すがら、 副官のフレデリカ に、 専制国家である銀河帝国と、民主制国家である自由惑星同盟...
2022年1月10日月曜日
イワン・コーネフ「誰でも悲観論より楽観論を好むものさ」(本伝第33話)
›
ヤン・ウェンリーが首都星ハイネセンで査問会から解放されつつある頃、 イゼルローン要塞は危機的状況 にありました。銀河帝国軍がケンプ大将を総司令官、ミュラー大将を副司令官に任じ、ワープエンジンを取り付けたガイエスブルク要塞を用いて、大艦隊をイゼルローン攻略に派遣したのです。 ヤンが...
2021年12月26日日曜日
ホワン・ルイ「政治家とはそれほど偉いものかね」(本伝第32話)
›
自由惑星同盟で政治屋達が救国の英雄ヤン・ウェンリーをいびっている最中に、 「見事なタイミング」で銀河帝国軍がイゼルローン要塞奪還に向けて進出 します。(そもそもフェザーンが仕組んだことなので、タイミングが良いのは当たり前なのですが)。しかも、帝国軍はこれまでと違い、要塞ごとイゼル...
2021年12月5日日曜日
ヤン・ウェンリー「まずその種の寄生虫を排除することから始めるべきではないでしょうか」(本伝第32話)
›
自由惑星同盟イゼルローン方面軍司令官ヤン・ウェンリーに対する、査問会という名の精神的拷問は、一度だけでなく不定期に何度も開催されました。その間、ヤンは軍施設に軟禁され、外の世界との関係は絶たれていました。副官のフレデリカがヤンの解放を目指して奮闘していたものの、 今のところ有効な...
2021年11月13日土曜日
オスカー・フォン・ロイエンタール「敵のやつらがそんなことに遠慮する理由はないからな」(本伝第29話)
›
帝国軍によるイゼルローン要塞の奪還を確実にするため、 ・イゼルローン要塞からヤン・ウェンリーを引き離す ・ガイエスブルク要塞を移動要塞化しイゼルローン回廊に大軍を送り込む という二つの策謀が同時並行で進んでいる頃、帝国軍の双璧、 オスカー・フォン・ロイエンタールとウォルフガン...
2021年11月9日火曜日
アドリアン・ルビンスキー「権力者自らが法を尊重しないのだがら、社会全体の規範が緩むばかりだ」(本伝第30話)
›
フェザーンの秘書官ルパート・ケッセルリンクの策謀 により、自由惑星同盟政府は、現政権に批判的なイゼルローン要塞総司令官ヤン・ウェンリーを、「査問会」という非公式・非公開の場に召喚し、精神的な拷問にかけようとしていました。 ケッセルリンクは、ここまでの状況を自治領主ルビンスキーに報...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示